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ジャズ練習日記    ~へろへろジャズレポはリンクフリーです。~


by ko-charlie-ko
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シャガールを見てきた!今日は29日。

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 今日、久しぶりに表参道のアニウ゛ェルセル表参道でシャガールを見てきた。ボクはこういった絵画を説明するだけの語彙をもっていないため、文章にするといささか誤差が生じるとおもうのだが、まあまあまあ気にせずに!
 ボクは個人的にシャガールという人は大好きだ。なぜと言われると、、、う〜んなぜだろう。とにかく初めてシャガールを見たときはもう、、、なんとも言えないかんじだった。う〜んとりあえず絵画ってこんなにいいものなのかと思った。それくらいシャガールの絵には不思議な力が宿っていると思う。なんというのか、シャガールの絵は見ると、自分の中のどこか「氷みたいな物」が融けていく感触がある。それはボクの陳家な語彙では表現しきれないが、しいて言うなら自分の負の感情「妬み」「焦り」「暴力的な何か」「悲しみ」とか、、、うんよく分からないけど、そういうものが融けていく感触に見舞われ、ああ明日も頑張ろうと思ってしまいそうな感じ、、。
 それは、一般的にシャガールの絵の解説に使われる「愛」とか「希望」とかの感情が自分の中でくすぶり始めるという感じかなぁ〜ちょっと語彙が足らない、そんな陳家な2・3文字で表せるものではない気がするが。
 シャガールはその作品を見てみると、なにより本当にこの人は絵を書きたくて書きたくてしょうがない、、、う〜んちょっと違うかな、、、自分が思ったことを表現したくてしたくてしょうがないのかなと思わせるとこがある。今まで見てきた芸術作品(音楽表現を含め)の中にこういうのがどれだけあったかと思い返してみると、指5本も必要ないのではないかと思う。だれかと言えば、う〜ん、系統は全然違うし、主張も対象の位置にいる日本のフリージャズの「阿部薫」がなぜか頭によぎる。彼はシャガールとは対象に「死」の香りがぷんぷんするが、何か表現しようとする感情が飽和状態に達して、空間の裂け目から漏れてくる印象がある、、、う〜ん、どうも言葉は難しい。なんて、まあこれはこの辺にして。
 シャガールは非常に色彩が豊だなぁ。やはり、「感情」「場の空気」が色彩と関係をもっていることは、音楽を含め芸術諸々にも多くの表現において考えさせる余地を与えてくれるであろうと思う。
 なんだか眠いなぁ。寝ます。
by ko-charlie-ko | 2004-12-30 02:54 | 表現・芸術について思うこと